小さな持ち場を生きる

osho の言葉で、「あなたはただ、自分に与えられた小さな持ち場で自分の生を生きればいいのだ」というのがあります。

なんだかすごく自分にピッタリの言葉だなと思って、嬉しくなってしまいます。自分は大それた考えが全くないのです。

人の役に立つことをしようとか、世のため人のために生きるなどというのは、私の場合100年早いと感じます。

正直言えば、自分のことで精一杯だからです。自分の本性、自分は一体なんなのか?が分かるまでは、自分を中心に生きるしかないと思うからです。

日本がこの先どうなっていくのかは確かに心配だし、世界中の人が飢えや戦さに苦しむことがないようにと願う気持ちはあります。

けれども、今の自分には正直荷が重すぎて、ただ祈ることしかできないと割り切っています。それが小さな持ち場ということです。

この生で何を成し遂げようとも、自分自身の正体に気づくまでは満足することはないだろうと分かっているのです。

ただしそこに気づいたなら、つまり本質に目覚めたなら、今度は不満は無くなるけれど、満足も消えてしまうことになるのでしょうね。