今から40年以上も前に発売された曲で、「まちぶせ」という荒井由美作詞作曲の歌があって、たまたまネットで見つけてクルマの中で聞いています。
当時からメロディが好きでいい曲だなと思っていたのですが、「まちぶせ」というちょっと物騒な題名も人の気を引きますね。
当時可愛らしかった石川ひとみさんが歌っているのですが、内容が凄まじいのです。お目当ての彼を射止めるための策略がすごい。
彼に振り向いてもらうために、他の人からもらったラブレターをさりげなく見せたり、帰り道に偶然出会ったように待っていたり。
とにかく自分の方からは直接は言い寄ったりしないというポリシーがあるらしい。これって、惨めな思いをしたくないという防衛ですかね。
若い女の子のかわいらしい争奪戦?と思えばいいのかも知れませんが、戦術とか駆け引きとかそう言ったものから遠い人生を生きてきた身としては、大丈夫か?と思ってしまうのです。
架空の話しではあるのですが、まあまあありがちな内容なのかも知れないと思うと、その子の自我のいじらしさを感じてしまいます。
そういう本人なりの努力をしている姿というのは、あざといと見る人もいるだろうけど、私などは報われるといいねと思ってしまいます。
ただし、報われたとしてもそこから純度の高い愛が育っていかなければ、きっと誰も幸せにはなれないことを知って置いて欲しいなと。