誰もが自由に生きたいと願っているはずなのですが、なぜか不自由な人生を生きている人がたくさんいるのです。
自由か不自由かというのはあまりにも雑な言い方ですね。完全に自由な状態から不自由極まりない状態まで、グラデーションがあるのです。
できる限り自由でいようとするためには、何を心がけたらいいのでしょうか?あるいは、不自由な状態とは具体的にはどういうものか?
その辺のことをしばしゆらゆらと考えてみたのですが、自分の場合だと何かに囚われているなと感じた時には不自由なのだろうなと。
人間とはこうあるべきとか、物事の正しさであるとか、何らかのルールであるとか、そう言ったものに縛られているなら、不自由を感じるはずです。
それと少し種類が違うかもしれませんが、好き嫌いが激しいとか、自己主張が強い場合も不自由なはずです。
人間本来の存在は他の動物と同じで野生であるはず。それは自然であるということです。だから不自然さが不自由さを生むとも言えるのですね。
自由であるための最短コースは、きっと選択せずにいること、そして受容することだと思います。
もしもあなたが死にたくないとやったら不自由になるはずですが、死を受容した途端、死から解放されて自由の身になるということです。
また能動的であることよりも受動的な生き方をしている人の方が、そういう意味ではより自由であることは間違いないですね。