選択と受容

私たちのマインドにとって、命がかかっているくらい大切なことが究極二つあるのです。それは何だと思いますか?

存続するために絶対に必要なことは、「選択」し続けるということです。だからこそ私たちは日夜、選択をし続けて人生を生きているのです。

選択するということは、あれはいいけどこれはダメという具合に、物事を分離させることになるのです。

その分離こそがマインドの本性であり、思考の根っこにあるものです。マインドのベースは個人として周りと分離している自分がいるという思い込みです。

それが分離対象としての他人の存在をも生み出すわけです。この世界が個別のもので分離していると言うのは、全くの間違いです。

その一方で、マインドにとっての最大の敵は「受容」するということ。受容することは選択しないということでもあるからです。

受容し続けるならいずれは分離が消滅していってしまうからです。それはマインド(自我)の死を意味します。

その結果は全ては一つという状態を思い出すことになるのでしょうね。