昨日に引き続き、今日も以下のoshoの言葉に耳を傾けてみましょう。
『内面的な成長というのは実は成長などではない。この言葉には語弊がある。内面的な成長とは、一つの顕現のこと。
ずっと隠されていた何かが現わされる。ずっとそこに在ったもの、それにあなたが気づく。あなたはそれを取り逃がしていたわけではない。ただたんに忘れていただけ・・』
一般的に内面的な成長というと、自我の成長のことを意味するのです。そんなものは、成長などではないと言っているのです。
真の成長というのは、成長という言葉のニュアンスとはちょっとかけ離れている事だと言うのです。
それは自分の本質に気づくということに尽きるのです。なかったものが作られるのではなく、元々そうであったことに気づくということ。
oshoは、そのことを忘れていたものを思い出すというような表現を用いて、私たちに語りかけているのですね。
夢から目が覚めて、その夢を見ていたこの自分が本当の自分だったと気づくのにとても近い感じがします。
ただし、大きな違いが一つあるのですが、それはこの現実という夢から目覚めたとしても、夢が終わらずに続いていくということですね。