そこそこ長い人生の中で、ともすると加害者になってしまう可能性もあるし、被害者になってしまうこともあります。
これはきっと避けては通れないことですね。被害者になってしまうと、加害者に対してその罪を償わせたくなるものです。
その反対に、自分が加害者になってしまったら、その罪を償おうとするでしょうね。どちらの立場であろうと、罪はそのままにしておくことができないのです。
その罪に見合った罰が与えられて、ようやく安心できるというのが人間の自然な感覚だと思います。
だとすると、償って欲しい罪を償ってもらえずに人生を終えるのはしんどいし、逆に償う必要のある罪を償えずに終えることも辛いことでしょうね。
そういう場合は一体どうしたらいいのでしょうか?きっと大なり小なり身に覚えのある人は多いのではないかと思います。
ここで自信を持ってお伝えできることがあります。どんな罪もその埋め合わせをする必要などないということです。
もしもあなたが純粋な意識に目覚めることができれば、罪というのは思考の中でしか意味をなさないとはっきり気づくことになるからです。
覚醒した瞬間に、マインドの中に蓄積されてきたあらゆる思考と感情のエネルギーが浄化して、あっという間に無になってしまうでしょうね。