瞑想の個人的な話

たまには瞑想について書いてみたいと思います。とは言っても、私は瞑想家ではないので、あくまでも私の個人的な考えや感覚についてです。

瞑想する時に邪魔になるのは、身体からやってくる様々な感覚や情報です。なのでなるべく身体を動かさないでいるようにします。

ベッドに仰向けに横たわって瞑想する人もいるようですが、私の場合は必ず上半身は直立させるようにしています。

なぜなら横たわると、後頭部や背中全体、脚全体が重力を感じてしまうからです。一方で直立状態では重力を感じずに済むのです。

そうやって身体からの不要な感覚をなくすのです。理想的には呼吸も止めたいくらいですが、それはどうしても無理ですね。

なので、瞑想し始めの時には逆に静かな呼吸に意識を向けるようにしています。瞑想がそこそこ深くなってくると、吸う息が邪魔にならなくなります。

そのくらいになると、その日のコンディションにもよりますが、脳内快感物質が分泌されてなんとも言えない感覚がやってきます。

ただそれはあくまでも身体の反応に過ぎないので、その感覚に執着せずにあるがままにしておきます。

また色々な思考がやって来ますが、それもそのままにしておくのです。あくまでも思考を見てる状態でいることです。

何もせずにじっとしているだけなのに、退屈したり、時間を持て余すと言ったことは全く起きなくなります。

日によってそんなふうに推移しない時もあるのですが、その場合には割と早めに潔くやめてしまいます。何とかして…という努力は、瞑想とは真逆だからですね。

だから瞑想したいと思っていないのに、無理矢理瞑想しようと自分に強いるのも、あまり得策ではない気がします。

何事も自然に任せておくのがいいですね。でも瞑想に興味があるなら、色々なやり方を試してみるといいと思います。十人十色ですから。