オミクロン株が世界的に広がりつつあるというニュースを観ました。日本でも、すでに数例が報告されているようです。
頑張って水際対策をしているのですが、完全な防御をするのは不可能なことのようですね。
ウイルスというのは、変異すればするほど感染力が増すということが知られていますが、同時に毒性は弱まるというのも定説らしいですね。
つまり変異を繰り返していくうちに、ようやく人類と同居するいいバランスを見つけるということです。
ウイルス自体は細胞を持っていないので、人類のような宿主が滅びてしまえば、それ自体も滅びることになるわけです。
だから、いつかは必ずインフルエンザのような状態に落ち着くのです。絶妙な変異の仕方を自らするということ。
ウイルスには意志などないのに、よくそんな芸当ができるなと思うかも知れませんが、それが自然の摂理なのですね。
私たちは、自我のことしか分からないので、自分達だけが意志を持って方向を決めると思いがちですが、本当は自然の摂理がやっていることなのです。
それを不思議と感じるのは自我の傲慢さかも知れません。本当のところ、自我に意志があるように見えますが、自由意志はないというのが脳神経科学では常識です。
繰り返しますが、意志の存在は見掛け倒しで、実際には自然の摂理が働いているだけだということですね。
なので、毎日もっと肩の力を抜いてゆったりと生きることにした方がいいですね。