私たちの知覚のなかでも、一番メインに使っているのはきっと視覚でしょうね。見ることは生活の中心になっているように思います。
ところが、生物の進化全体を見た時に、視覚を持つようになったのは割と最近のことらしいですね。
つまり、見ることはそれほど当たり前ではなかったということです。進化の過程で少しずつ知覚を増やして行ったということです。
結果として、今となっては五つの感覚を持つようになったわけです。これで感覚器官の進化は打ち止めでしょうか?
たとえばオーラを見ることができる人がいますね。あれは見るとは表現するものの、肉眼で見ていないのは明らかです。
なぜなら、目を閉じた状態でも感じることができるようだからです。ということは、五つの感覚以外の知覚だということができます。
今現在、すべての人がオーラを感じることができないとしても、いずれはその感覚がより発達することで、ごく普通に見えるようになるかもしれません。
きっとオーラは、私たちがよくエネルギーと言っているものと同じ部類の何かなのでしょう。
怒りをたくさん抱えている人の近くにいると、恐怖を感じるといったことはよくあることですが、それも怒りのエネルギーをどこかで検知しているのでしょう。
そんなものは単なる気のせいだと言う人もいるでしょうけれど、気=エネルギーと考えれば、気のせいとはエネルギーのせいと言い換えることもできます。
敏感な人というのは、そういうエネルギーに対するアンテナの感度が高い人ということかもしれません。
あまりに敏感過ぎると生きづらくなってしまいがちですが、人に分かってもらえなくても進化の過程として、受け入れることができるといいですね。