YouTube で昔よく聴いていた音楽を見つけて、たまにその頃を懐かしく思い出して聞いたりすることがあるのですが…。
懐かしいと言っているのはマインドであって、音楽を純粋に楽しんでいるハートの方は、決して懐かしいとは感じていないのですね。
というより、ついさっきもこれ聴いたし、同じものを今また聴いているといった感覚で、決して実際の数十年の年月の隔たりを感じないのです。
それはきっと時間というのは思考の産物だからなのでしょうね。ハートには思考がないので、時間経過というものがそもそもないのです。
だから30年ぶりに聞いた曲であったとしても、その当時と変わらない感覚で聴くことができるのだと思うのです。
であるなら、懐かしいという感覚はハートにとっては不純物が混じったことになると言えますね。
何かを懐かしむのは別に悪いことではないですが、マインドを使わずにハートを全開にするなら、懐かしいは消えて過去も一緒に消えて行くのです。
そこにあるのは、ただその曲に聴き入るハートがあるだけなのですね。