好きでも嫌いでもない

梅雨空が広がって、なんだかスカッとしない天気になりました。ちょっと肌寒いし、雨が降ると若干憂うつな気持ちになったりします。

雨の何がイヤなのかなあと思って内側を見てみたら、傘をささねばならないこと、クルマの乗り降りで傘の始末が非常に悪い。

靴が濡れて台無しになる、ズボンの裾が濡れて気持ち悪い。水溜りの近くを歩いていて、通るクルマに跳ねをあげられる。

湿度100%になって、髪のクセがひどく出てしまう、あるいは洗濯物がイヤな匂いになりがち等々。まだまだ他にも数え上げたらきりがないくらいに出てきそうです。

じゃあ、あまり考えたことはないけれど、逆に雨の日もいいじゃないと思える点をあげてみると…。

部屋の中にいて、雨が降っている音を聞いていると何か心が休まる気がする。これは子供の頃から自覚があったのですが、雨に守られている感じがするのです。

雨の日に買い物に行くと、若干人出が少なくて気分がいい。そしてもちろん雨が降ることで、水不足にならずに済むのですが、これは個人的なことではないですね。

そして最近では、雨降りが嫌いな自分であれ、雨降りが好きな自分であれ、いずれにしても表面的な部分に過ぎないと分かります。

そのどちらでもない本当の自分が、奥深くにいる(在る)ことに気づいていればいいのですね。