死はあらゆる人に起こり、避けられない。それは唯一確かなものだ。だからそれを受け容れてごらん。その中で喜び、その中で歓喜に満ちてあることだ。
by osho
↑そう、だから安心だし大丈夫というのがある気がします。このことに想いを馳せて見ると、なぜか今長い夢を見ているような感じがしてきます。
それと同時に、本質的には生きているのでも死んでいるのでも、そのどちらでもないという気づきもやってくるのです。
こうした感覚というのは、生が活動的過ぎると気づけなくなってしまうかもしれませんね。勿論それも悪くはないのですが…。
人並みに死に対する恐れは持っているのですが、もう一方では死によって救われるというのもあるのです。
所詮人生は面倒くさくて、この物語が永遠に続くとなったらそれこそ地獄のように感じられるだろうし。誰だっていつかは夢から覚めたいのです。
死によってあらゆる一切合切が清算されて、誰も彼もが同等に無へと帰還するのですから、こんなすっきりすることはありません。
死に対する恐怖心については、いつか自己の不在にはっきり気づいてしまえばいいのです。仮に気付かなくたって、真実は変わらないのですからね。