昨日は運動会だった小中学校がたくさんあったようですね。私が子供のころは、運動会は秋で、今の時期は小運動会と呼んで、年2回やってた記憶があります。
私の住まいの隣の小学校でも運動会があって、朝っぱらから大音響が鳴り響いて、朝ぐうたら寝ている私は当然起こされることになったのです。
午後一の仕事を終えて戻ってくると、夕方一仕事終えた子供達が三々五々下校する姿があったのですが、運動会で大活躍したせいなのか、いつもよりも疲れた風情でした。
いつものように路上で悪ふざけするような子供も見かけず、いい感じだなと思ったのです。子供はそこそこ疲れさせると塩梅がいいもんですね。
今日からは朝邪魔されずに寝ていられる日が戻ってきます。この3週間というもの、運動会の練習が連日続いていたので。
もう何回も同じ音楽、同じ歌を聞かされて無駄に覚えてしまったくらいなのです。時々、子供達が一斉に「おお!」と掛け声をかけるのですが、その迫力が好きなのです。
そうやって、大人たちは子供達にいろいろなことをやらせるのですね。自分も子供の頃はいろいろ意味もわからずにやらされたのだろうなと。
イベント嫌いな自分はとにかく嫌で嫌で仕方なかったのを覚えています。運動会なんてなくなればいいのにって本当に思っていました。
高校生になって、勉強やってるよりも体育祭のことを考えていた方が楽しいと思うように多少変化はしたと思いますが、基本的なイベント嫌いは今もって健在です。
そして気がついて見ると、今となってはまったくもってイベントのない毎日になってしまいました。それを願っていたのは自分なので、当然かもしれませんが。
ある意味夢は叶いました。そうなると、私のエゴの別の部分が言っています。「何もやることがない人生はきつい!」と。人間て贅沢なものですね。