ひとたびあなたが、
自分は誰をも幸せにすることはできないし、
誰かを幸せにしたことは一度もないことを、
そして誰もあなたを幸せにすることはできないし、
誰もあなたを不幸にもできないと知ったら、
ひとたびこの洞察があなたのハートのなかに落ち着いたら、
あなたはもうけっして誰にも責任を転嫁しない
by osho
このことが本当に理解されたなら、誰かのせいにできるのは非常に表層のものだけだと気づくことになるのです。
そうなったら、誰かのせいにすることはある種の戯れのようになるのです。そこに深刻さは微塵も含まれません。
私がセラピーの仕事ができるのも、私が誰かの人生を幸せにすることなど不可能だという理解があってのことです。
万が一、私の努力によって誰かが幸せになると思ったとしたら、荷が重すぎてこの仕事は長くは続けられなかったはずです。
誰かの人生の責任を取ることは不可能なのです。たとえ、親の立場から見た子どもの人生であろうとも。子どもの人生は、子ども自身にだけ委ねられているのです。
いいえそんなことはない、素敵な彼氏や、立派な男性にやさしく守ってもらって、幸せにしてもらえるはずと信じているなら、いずれはそれが間違いだったと気づくはず。
そのときに、絶望とともに気づくのか、今のうちにマインドを癒すことによって気づくのか、どちらでもいいのですが後者の方がダメージが少ないでしょうね。