私がセラピストという仕事を通して観てきたたくさんの物語の主題の多くは、たいていが以下のようなものに集約されるのです。
それは、
-私は理不尽な目に遭って来た
-私は自分を受け止めてはもらえなかった
-私はひどい被害者にさせられてしまった
-私はいなくてもいい存在に違いない
-上記のようなことを払拭するために、私は頑張らなければならない
このような物語を、あなたは自分自身に対してずっと語り続けてきたという自覚はあるでしょうか?だって、本当なのだから仕方が無いという声が聞こえてきそうです。
けれども、事実というものはそうではなくて、あなたの思考が作り出した物語であるということに気づくことができるでしょうか?
事実はただ起きているのです。あなたが勝手にそれを思考を用いて物語に仕立て上げて、自分に語り続けているだけなのです。
もうそろそろ、あなたの物語を語り続けることから一歩退いてみるつもりにはならないでしょうか?物語を語り続けることから開放されたら、そこには清々しい今があるだけです。
それを体験してみたいとは思いませんか?答えがイエスなら、それをいつやればいいのか?
「今でしょ!」