ご本人を見ていると、その人の歴史を知らなくてもどんな人生を生きてこられたのかということが何となく分かるものですね。
その人の生き方や決め事などが、その人の人生の色合いを決めているのだと思います。経済的に豊かかどうかということや、多くの人に囲まれているかどうかなども深い関連があるのです。
本人が自分のことをどう見ているのか、どう評価しているのかということも強く影響します。身の丈に合わない事態になったとしても、そうしたことはそれほど長続きしないものです。
結局は、落ち着くところに落ち着くということです。私は、経済的に恵まれていた時期もあったのですが、今はその反対の状態に近づいています。
けれども、どちらにしてもそれほどの違いを感じずにいます。どれもこれも、間違いなく自分の内面にふさわしい人生がやってきていると実感できます。
面白いもので、どんな状況がやってきたにしても、これが自分の人生なの?と驚いたことは一度もありません。妥当な感じがいつもしています。
このことは、人生に満足していない人にとって朗報ですね。自分の人生を変えたければ、自分の信念や自己像などを根底から変えてしまえばいいのです。
間違いなく、それに見合った人生が必ずやってきてくれます。人生というのは、もともとがその人の心の内面をそのまま表しているだけなのですから。