セッションを思い切り低料金にしてみたら、今まであまりいらっしゃらなかったようなクライアントさんが来て下さるようになったと感じています。
学生さんや、わけがあって金銭的な余裕がない状態の方々も含めて、来て下さっています。少しは、受け口を広げることができているのかなと。
あまりに低料金過ぎて、かえって疑われるので止めたほうがいいと言われたこともあるのですが、そんなことはものともせずに多くの方々に来てくださっています。
そんな中で、私自身はいつ、どのタイミングで「真の自己」について口に出してみようかと、虎視眈々とねらっているのです。
実は、それがなければもうこの仕事からは足を洗おうと思っていたのです。従来どおりの心の癒しをどれだけ積み重ねたところで、根本的な変化はしないと分かったからです。
それは何を隠そう、この自分の癒し体験を通して判明したことなので、こればかりはもうどうしようもありません。
だから、セッション中いつも思っているのは、本当はこれは物語なので、癒しの作業も物語の一環でしかないわけなんですよと。
無駄なことではないにせよ、早くこのことに気づいてもらいたいと思うのです。勿論、その人なりの時期というものがあるのでしょう。
だから、それを待っていればいいのかもしれませんし、神の恩寵はいつか必ず向こうからやってくるものなのでしょうね。
それでもいつもお伝えしたいのは、人物としての自分を磨き上げてピカピカにしようとするのは、エゴそのものだということなのです。