問題行動について

問題行動という言葉が、正式にあるのかどうかは知りませんが、私はセッションのときによく使っています。

問題行動というのは、幼い子供であればオネショに代表されるような、ちょっと周りを困らせるような行動や身体の症状のことを指します。

短期間のオネショの場合は問題行動とは呼ばないかもしれませんが、それが一般的な程度を超えてしまうと、問題行動として取り扱う必要があるでしょうね。

問題行動というのは、子供だけではなくて大人であっても立派に発生します。というのも、大人であろうと子供であろうと、心のメカニズムに違いはないからです。

というよりも、大人の起こす問題行動も、実際にはその人のインナーチャイルドが起こしているわけですから、ご本人の年齢に問わずに起きるのは当然のことなのです。

子供や青少年の場合の代表的な問題行動としては、不登校が挙げられます。私自身も幼稚園のときに、半年ばかり不登園というのをやらかしました。

度が外れた夜遊びや援交、あるいは暴走行為なども問題行動であると考えられます。問題行動は一概に「問題」だとは言えないこともあります。

なぜなら、問題行動というのは、本人が正面きって自己表現ができない場合、あるいはどう表現していいか分からない、または表面的には何も感じていないけれど、深層では抑圧しているなどの場合に起こるからです。

つづく

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