仕事は辛く苦しいという先入観を捨てる

子供の頃からずっと、学生の頃も会社員時代も、とにかく休日が大大大好きという人間でした。それは、裏を返せば学校に行ったり、仕事に出かけることが大嫌いだったということです。

初めての団体生活である幼稚園に通いだしてすぐに、膝が痛くて歩けなくなる、当時としては原因不明の病気になって、まんまと幼稚園を半年休園したのです。

そこからすでに、家から外に出て行って団体生活をすることを拒絶していたということですから、なかなか筋金入りなわけです。

社会人になったら、もう休日だけが人生の救いというぐらいになりました。幼いころから、外出することに何の興味も感じなかったのです。

自分にとって、一番居心地がよくて快適なのは、家の中なのです。外は何かと気苦労の多い大変なところだという間違った洗脳を自らしてしまったのかもしれません。

仕事は楽しいものではなくて、苦しいものに違いない。辛く大変な思いをするからこそ、見返りとしてのお金を稼ぐことができる、そんな勝手な思い込みをしてしまったのだと思います。

ところが、会社員を辞めて、今の仕事をするようになったら、休日というものが必要なくなってしまいました。

つまり、気晴らしが不要になったということなのかもしれません。毎日が日曜日というと、オーバーかもしれませんが、仕事と休日が毎日同時にやってきているような感覚なのです。

仕事は過酷で辛いものという勝手な解釈をしているとしたら、そんなことはできるだけ早く止めるべきですね。

そうすれば、休日を楽しく過ごすために歯を食いしばって仕事をするなどという、本末転倒な人生から開放されるはずです。