自分は朝早く起きるのが苦手です。若いときと比べれば少しはよくなってきたようにも思うけれど、それでも根本的には寝ていられる状況なら、起きてしまうことは損だと思っているふしがあるようです。
自分でもそれって一体何が損だというの?と自分に聞きたいくらいですが、聞いたところでよく分からないのでそのままにしてあったんですが。
でも理性では、「早起きは三文の徳」ということを理解してるつもりです。実際、毎日実践しているコースのワークにしたって、早く起きたらその分多くの実践をすることができるわけですから。
寝ていたら、何の実践もできずにその時間が過ぎていってしまうと考えたら、そのほうが損だということぐらいは分かります。
朝目が覚めたときに、何となく気分がすぐれないという状態をしばしじっくり観察してあげてると、どうも攻撃を受けていると思っている意識があるようです。
攻撃されているのなら、自分は被害者であると思っているということですね。朝、起きただけで被害者だと感じるのなら、それは確かに損したという気持ちがあっても不思議ではないです。
それで気がつきました。朝起きた瞬間から、もう自分を攻撃しているんだと。びっくりしますが、朝起きた瞬間に過去に生きているということです。
攻撃のもとは罪悪感だし、それはすべて過去への思いであることはもう分かっているので、自分でも呆れてしまいました。
目が覚めた瞬間くらいは、今を生きれよ!とはっぱをかけてやりたくもなるけど、そうなってはいないということが判明してしまいました。
かえって、朝起きたときの方が、本当の自分の姿を表しているのかもしれないですね。どうも、この人生のままでその日一日を過ごすことに抵抗している感じもします。
だから寝ていたいということです。よほど、過去に縛り付けられている意識が大勢いるんでしょうね。しかし、逆に今度は夜寝るのは損だと思っている意識もいるようです。
寝てしまうと、何か楽しいことを逃してしまうような気持ちがするのかもしれないですが、何せ我がままな奴がお腹の中にいっぱいいるような気がしています。
そしてその意識たちは全員が過去にしがらみを持っているという思いがあるようです。彼らを黙らすためには、この瞬間だけが実在だとすることなんでしょうけど、明日の朝どうなるか試して見ます。