新たな講座がまた今週からスタートしました。従来と同じ内容のものもあり、新規に始めるものもありますが、講座をやっていてつくづく思うのは参加されているみなさんを信頼するということがとても大切だということです。
いつも初めのうちは、正直言ってこの人達は大丈夫だろうかと感じることも少なくないのですが、その不安は全く間違っていたということに気づかされるのです。
いい意味でそうした感覚は裏切られるということです。誰もが、その人なりの理解の仕方や感じ方を持っていて、その人のやり方で学んでいくことができるのです。
伝える側は自分と同じ具合に理解してもらえると安心できるという傾向があるのですが、それを望むことは何の意味もありません。
それはきっと、自分が持っている不安を投影しているに過ぎないのでしょうね。伝える側とそれを受け取る側では、何の違いもないということをはっきり知らされます。
それは伝えることで沢山のことを気づかせてもらえるからです。聴いてもらえなければ、自分の気付きはとても少なくなってしまうと言うことが分かります。
そして、ここが最もありがたいところなのですが、伝えたことが本当に伝わってその人の心の中で大切な意味を持つことになったときに、自分自身の中の大切なものに確信を持つことができるようになるということです。
そのことによって、自分の心の中により深く浸透させることができるのですから、本当に感謝しかありません。
来年の3月までの期間に、またみなさんのそれぞれの癒しがどのようにして進んでいくのか、それを見せてもらうことも大きな喜びでもあります。
講座という形を通して、みなさんと繋がり、共に癒していけることに感謝するのみです。