癒しの仲間

確かに初めてお会いした人なのに、どうもどこかで会ったことがあるような気がするということがあります。場合によっては相手にそのことを確認してしまうことすらあります。

「前に一度お会いしていませんか?」と。大抵は人違いですかね、ということで終わりになるのですが、相手も同じように会ったことがあるような気がしている場合もあります。

とても不思議なことですが、そういうことはそれほど珍しいことではないかもしれません。人と人のご縁というのはどこでどのようにして繋がることができるのか、興味深いものがあります。

奇跡のコースの教師用マニュアルに書いてあるのですが、人はもちろん独りで癒しを進めていくことはできません。

必ず共に癒しをしていく仲間がいるということです。それは、講師と受講者という形をとるかもしれませんし、セラピストとクライアントという場合もあるはずです。

どんな形態であったとしても、共に学んで癒しを進めていく大切な仲間同士であるということに心から気づいて、感謝することですね。

そして、その仲間はある期間だけ一緒に学ぶこともありますし、そこそこ長期に渡って共に進めていく場合もあるようです。

たとえ別れがあったとしても、それはそれでそういうプロセスなんだと受け入れることも大切なことです。受け入れられないとそこに執着が生まれてしまいます。

初めて会ったような気がしないという人とは、もしかしたらそうした一緒に癒しを続けていく仲間同士であるかもしれませんね。

私の周りにはそうした人たちがたくさんいて下さって、とても幸せです。新しい癒しの出会いがあり、また新たな癒しのための別れもあります。

そうしたプロセスをすべて受け入れて、ただありがとうの精神でみなさんとご一緒に癒しを続けていけたらいいなと思っています