今日から仕事に復帰しました。5日間完全に独りで静養するという生活をしていたので、身体も心もそれに慣れてしまっていて、やや面倒な気持ちになるのかなと思っていました。
しかし、逆にいろいろな方々とお話しをするということで仕事とはいえ、自分は本当に助けられているのだなということをまた実感したのです。
右太ももを中心とした疼痛は、一番ひどくなるのが夜寝ているときなのです。これはほとんど例外なく、静養に入る前から毎日そういう傾向にありました。
そして仕事を通して何らかの形で人と接しているときのほうが、かえって痛みが少なくなるということを知ったのです。
自分ひとりでゆったりと何の気遣いもすることなく、静かにしていることの究極の姿が寝るということだと思うのです。
本当であれば、そのときには一番楽ができるはずなのですが、逆にそのときほど痛みが増すということに最初は理由が分かりませんでした。
今ではその理由も何となく分かるような気がしています。それは、寝ている状態というのはほぼ100%自分のためだけの時間であると言えるからです。
それは全くエゴの世界なのです。勿論静養することはとても大切なことなので、それを否定しているのではないのですが、自分ひとりでは与えるという心の要素が発動しないのです。
そうなると、元々エゴが必要に応じて痛みというものを作り出しているわけですから、100%自分だけの時間が一番痛みのターゲットになりやすいということです。
人と接しているときには、与えるという気持ちが少しでもあれば、この痛みを分かって欲しいというエゴの思いを脇に追いやっておくことができるのだろうと思います。
まだまだヘルペスウイルスによる神経の痛みはあるのですが、一旦峠を越してしまえばきっと静養していたときよりも仕事に復帰したほうが楽になるのではないかと予想しています。