愛を与える

ほんの少しでも与えた愛は必ず返してもらえます。それは勿論返してもらえるということを期待して与えることはできません。

愛には期待という概念がないからです。単に、後でやっぱり返してもらえてるということを実感できるのです。そしてその逆もまたしかり。

自分ではどうにかこうにか、気持ちをやり繰りして愛を与えているつもりになっていたとしても、結果がはかばかしくない場合があります。

愛を与えられていたかどうかは、いやと言うほどはっきり結果となって出てしまいます。そこは絶対にごまかすことができません。

さきほど、テレビでイルカのセラピーの番組をやっていました。生まれつき右半身が動かないで育った子供が、イルカに触れて急に右手右足を動かすことができるようになったという実話です。

イルカに限らず、動物は人間ほどのエゴを抱えていないために、より純粋な愛を与えることができるのでしょうね。

最近では犬や猫もお年寄りや心を病んだ方々の癒しの目的で一役買っているのをよく目にするようになりました。

愛を与えることが難しいと思えるときというのは、よく自分の心を見つめてみると昨日のブログの内容とも関係しますが、損をしたくないという気持ちが邪魔をしているように思います。

与えると減るので損をするという根強い感覚を我々は持ってしまっているようです。しかし、与えると減るのは、愛を伴っていない場合に限るのです。

愛を伴って与える場合には、必ず与え返されるのです。この法則を一度でも実感してみると、次からは比較的楽に与えることができるようになるはずです。

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