日頃、裁かない、分析しない、相手のエゴの作った土俵に上がらない、無防備に、ということを心がけているはずなのですが、そこそこうまくできる時と、どうしてもダメな時があります。
その違いがどこから来るのかはまだまだ検証できてないですが、自分の場合はやはり相手になんらかの期待をしてしまうと、分析が始まってしまうようです。
分析はよほど注意しないと裁くことに直結してしまいます。それは、自分の心が愛で満ちてないからこその分析ですから、裁いてしまう事になったとしても当然かもしれません。
そして、相手のエゴの作った土俵に…というのは、そそのかされて相手と同じ怒りに意識を向けてしまうということです。
分析すれば、そこから当然防衛に繋がるような結果が出てきてしまうために、怒りが防衛の手段として使われてしまうということです。
その場でその怒りを感じきるというのはとても難しいことです。それよりも、その怒りが出てきたことを承知しながら穏やかな自分を選択する方が懸命ですね。
自分の場合は、どうしてもダメな時にはもう一度、奇跡のコースを読むことにしています。そうすると、また心がリセットされるというか、期待のない状態に戻してもらえるのです。
そうなってしまうと、大抵のことには相手のあるがままを受け入れられるようになります。このときも、エゴはブツクサ文句を言っているのは分かります。
しかし、そういう愛の対応を自分ができたときは、必ず相手の態度がエゴから愛へ急変してくれます。人は助言よりも愛が欲しいのですね。
分かってはいるのですが、ついうっかり忘れてしまい、またいつものごとく分析してしまいます。諦めずに、この繰り返しから早く脱出したいと思います。