自分は子供の頃からテレビを見るのが大好きで、テレビのない生活なんかあり得ないと思っていたくらいです。大人になって、ダラダラといつまでもテレビの前に寝っころがっているということは減りましたが、今でも大好きには変わりありません。
子供の時にはテレビを見ていると、もういい加減にして勉強しなさいとか、テレビばっかり見てないでお風呂に入りなさいとかよく言われたものです。
しかし大人になると、そういった制限を受けることがなくなるために、自由に好きなだけテレビを見ることができるようになりました。
ところが、今度は今の仕事をするようになると、ニュースを見るのが苦手になってきました。テレビはもっぱら楽しむためのものだと思っているので、見ていて不快になるニュース番組は見れなくなったのです。
それと年齢的なこともあるかもしれませんが、歌番組やドラマの類は一切見れなくなりました。残っているのは、お笑い系の番組やバラエティ番組、それとF1の番組だけです。
それも徐々にその数が減ってきていた矢先のことですが、ちょっとした事情があってテレビを所定の場所に置いておけなくなってしまったため、わざわざ見ようとするたびに持ってこなくてはならなくなったことが原因で、今ほとんど見なくなってしまったのです。
少し寂しい気持ちもするのですが、これがなかなか快適なんですね。あれほどテレビ大好き人間だったはずなのですが、かえってテレビを見る時間を別の用途に向けることができるようになって、喜んでいます。
勿論テレビは一生嫌いにはならないと思います。いつも言っているように、人は本質的には変わりませんから。ただ、テレビのない生活というのを選択してみるということはできるのですね。
そして、それが自分にとって都合のいいことが分かったら、それを選択し続けることは可能なわけです。
やはり、人生は選択なんですね。自分はこうだから、きっとあのようにはなれないよと、あきらめないほうがいいということです。とにかく、選択してみることです。そしてその結果が有意義で楽しいものであれば、続けることもできるということです。