先日あることが実現してしまいました。実はそれは普通に考えたらまず実現しないだろうと思えるようなことであったのですが、ただどういうわけか、何となく心のどこかでそういうイメージが思い浮かぶということがあったのです。
そのことは、自分にとっては別に嬉しいということでもなく、さりとていやなことでもないのですが、まあどちらかと言うといい事なのかなというくらいの事なのですが、それにしても不思議です。
短絡的に、自分に予知能力があるとも全く思えないのですが、しかし結果として起きてしまったという事実があって、そのことを真摯に受け止めてみるとそこには何かが働いているのかもしれないという気がしてきます。
「奇跡のコース」では時間は幻想であると言い切っていますし、いろいろな経験やら気づきやらで自分も確かにそうに違いないと思えるようになってきました。
時間は過去から未来へ一直線に進んで行くものという幻想を取り除いてみると、すべての事象というのは瞬間的に同時に起きていると考えることができます。
それは、過去も未来もなくこの今という瞬間がすべてだという感覚に通じるものですね。そして、だからこそ未来予知などということではなく、本来今をただ分かるということなのではないかと思います。
以前、ダスティンホフマンが演じて確か主演男優賞を受賞した映画でレインマンというのがありました。その中で彼が演じた自閉症の人は、マッチ箱からばら撒かれたマッチ棒が全部で何本かを瞬時に当ててみたりして周りを驚かせるというシーンがありました。
私の勝手な解釈ですが、その人はエゴの発達障害によってこの世界では自立できない人生を送っているのですが、その分エゴとは対照的な愛の部分との結びつきが強いために、そういった特殊な能力を持っているのだと思うのです。
その心の部分を「コース」ではハイアーマインドとか聖霊などと呼びますが、その部分はきっとすべてを知覚するのではなく、ただ知っているのではないかと思います。
そして、きっとその部分は時間という幻想にも縛られていないため、たまにそこからの情報をゲットすると、あたかも未来予知ができるようなことが起きるのではないかと思っています。
結論から言うと、自分の心の半分であるハイアーマインドの部分は、我々人間の常識からするとスーパー超能力者であるということです。その部分とできる限り繋がるようにして、幸せになるように力を貸してもらえるようにすることができたらいいですね。
「コース」ではその方法を親切に教えてくれています。