素朴な疑問

子供の頃っていろいろなことが不思議だったり、分からなかったりで、沢山疑問に思うことがあったと思うのですが、大人になるにつれて何にも疑問に思わなくなっていくものですね。

自分てナニモノなんだろう?から始まって、宇宙は何だろうとか、死んだらどうなるんだろうなど、ふと思い出してはまた考えるのやめて、そしてまた思い出しては考えてというようなことを繰り返していたと思います。

一番かわいい記憶は、地球は球体で空間に浮いているんだと聞かされて、どっかへ落っこちてしまうんじゃないかと思い、とても不安になったことがありました。

それと、行った事のない外国はどんなところなんだろうと思っていて、ここ日本と同じように地面があって、頭上には空があると聞かされてなあんだ一緒じゃないかとがっかりしたことを覚えています。

そういった、周りの大人に教えられたことは、大人になるにつれて、実際に飛行機などに乗って確かに地球は丸いし、外国へ行っても日本と何も変わらないという経験をすることができるので、子供の頃の疑問は完全に解決できますね。

しかし、最初に書いたようなもっともシンプルな質問は、親などに聞いても答えてもらえないばかりか、自分が成長して大人になっても決して解答は得られないままです。

そしてそんなことを考えていても絶対に答えは見つからないし、第一そんなことを考えても何の足しにもならないとして、大人になるとすっかり忘れてしまうのです。

ところが、人生において唯一価値のある幸せになるということについて、上であげたような素朴な疑問が大きく関係しているということを知ることができました。

そのことを体系立てて教えてくれているのが、「奇跡のコース」なのです。コースは、私たちの日々の悩みや苦痛、人生がうまくいってないと感じるすべてのことに対する解決法を教えてくれています。

その基本となるものが、子供の頃の疑問ときちっと向き合うことなのです。コースは向き合う大切さと、その答えを論理的に教えてくれます。

つづく