子供の頃、自分て何ものだろう?何で自分は今ここにいるんだろう?何で宇宙があるのだろう、死んだらどうなるのだろう?というようなことを考えたことがあります。こういったことは、多かれ少なかれ誰にでも経験があると思います。
ところが、成長するにつれて、このようなことが頭をかすめることは次第に少なくなっていきますね。それは、こんなことをいくら考えたって答えが出るわけでもないし、毎日の実生活には何の足しにもならないと思うからです。
それどころか、大人になるにつれて日々の生活に追われて、辛いこと苦しいことを何とか乗り越えて生きていかなければならないので、子供の頃の純粋な疑問などすっかり忘れてしまうようになってしまいます。
しかし、子供の頃の純粋な探究心は後に大きな成果を生む場合もあることを我々は知っています。例えば、ニュートンがりんごが木から落ちるのをみて、万有引力を発見したなどは有名ですね。ただ、この話しは実話ではないらしいですが。
ですが、きっと最初は素朴な疑問からのスタートだったのだろうと思います。そして、ニュートンが発見したニュートン力学がなければ、人類は月に行くこともできませんでしたし、それどころか、あらゆる乗り物などの発明もなく、今の近代文明の発達はあり得なかったはずです。
それと同じようなことが自分自身についても言えるのです。つまり、自分が子供の時にふと思っていた、自分とは何なのだろう?という疑問について、それを真剣に紐解いていくことは実は人生を大きく変えるチャンスとなるのです。
勿論、より幸せな人生へと向かわせるチャンスであると同時に、実際に幸せへと向かわせることになるのです。なぜそんなことが言えるのかと、それこそ疑問に感じられるはずですね。
それについては、このつづきでお話ししたいと思います。